日程:5月15日(土)1400〜1800 場所:東大農学部1号館(部屋未定) 発表内容:村山聡「近世天草漁師町・湊町崎津の比較史料学的環境史研究」(仮) 戸石七生・竹本太郎「森林史へのアプローチ」(仮) *討論者 藤原辰史
Category: 研究会等案内
グローバル社会の地域研究を考える
香川大学インターナショナルオフィスでは、2010年2月9日から16日にかけて、オフィスウィークと称して、様々なイベントを開催します。その中で環境史にも関連するフォーラムの紹介をします。2月15日月曜日の午後2時から6時にかけて、仏教圏、ヒンドゥ教圏、イスラーム教圏の比較研究そして特に開発途上国を襲っている急激なグローバル化現象において、めまぐるしい変遷が見られるブータン、ネパール、バングラデシュの現状を理解し、そして、イスラーム歴史社会研究、人類学研究、開発学研究、流通地理学研究など様々な研究視角から、どのような地域研究が今後可能なのかを議論します。このフォーラムのプログラムは以下の通りです。 日時:2010年2月15日 午後2時から6時 場所:香川大学教育学部第3会議室 報告: ブータン開発学研究の立場から 大阪大学 上田晶子 ネパール人類学研究の立場から 立命館大学 渡辺和之 シリア歴史学研究の立場から 東北大学 大河原知樹 ディスカッサント: 流通地理学の立場から 宮城学院女子大学 土屋 純 バングラデシュでの地域活動の立場から グラム・バングラ S. I. カーン
生物学が語る「自然」のポリティックス
日本科学史学会生物学史分科会シンポジウム 生物学が語る「自然」のポリティックス Politics of Biological Discourses on “Nature” [趣旨] この10年ほどで自然保護のあり方は大きく変わりました。かつて自然保護といえば、人の手が入っていない自然を開発から守ることでした。でも近年では、文化・社会と深く結びついた「自然」が保護の対象とされつつあります。たとえば現在、日本政府は2010年に名古屋で開催されるCOP10に向けて「SATOYAMAイニシアティブ」をすすめています。そこでは生物学者たちが積極的に発言し、日本文化がつくってきたとされる「里山」をめぐる議論に大きな影響を与えてきました。しかし歴史的にみれば、このような生物学者による文化・社会と結びついた「自然」の語りは、決して新しいものではありません。では、過去の生物学者の 「自然」をめぐる語りは、同時代においてどのような政治的な役割をもっていたのでしょうか。このシンポジウムでは、20世紀前半の生物学者・農学者の「自然」をめぐる語りを検討し、生物学史が現在の自然保護に示唆するところを探りたいと思います。今回のシンポジウムでは科学史以外の分野で「自然」をめぐる歴史研究をすすめている演者の方をお招きし、コメントも歴史的視点と環境倫理の観点の双方からお願いしています。 日時:2009年12月13日(日)午後2時~5時 会場:東京大学先端研駒場リサーチキャンパス4号館2階講堂 (アクセス:http://www.rcast.u-tokyo.ac.jp/ja/maps/) [プログラム] ナチス農学の自然観――コンラート・マイヤーを手がかりに 藤原辰史(東京大学・農業史) 日本植民地主義と自然-アジア・太平洋戦争期の緑化運動- 中島弘二(金沢大学・地理学) 狩猟と動物学の近代――1930年代日本における「伝統」の創造 瀬戸口明久(大阪市立大学・科学史) コメント 坂野徹(日本大学) 篠田真理子(恵泉女学園大学) 鬼頭秀一(東京大学) (司会:篠田真理子・瀬戸口明久)
学校林をめぐるむら(共同関係)の軌跡(竹本太郎)
日本科学史学会生物学史分科会の月例会が下記の日程で開催されます。日本科学史学会生物学史分科会のホームページからの転載です。(http://www.ns.kogakuin.ac.jp/~ft12153/hisbio/frame_j.htm) 日時:10月24日(土) 午後3:00~5:30 場所:東京大学駒場キャンパス14号館3階308号室(※京王井の頭線「駒場東大前」駅下車、渋谷寄り改札を出て正面手前に構内案内板があります。) http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam02_01_13_j.html 発表者:竹本太郎氏(東京大学大学院 農学生命科学研究科 特任助教) 演題:学校林をめぐるむら(共同関係)の軌跡:「公共林野」と歴史的アプローチに触れて 内容紹介: 過疎による小学校の統廃合、森林の荒廃など、農山村における喫緊の課題は数多くあります。そのような現状のなかで、「むら(共同関係)」が守り続けてきた 「学校林」という特殊な森林のことはほとんど知られていません。 明治期に近代学校制度を整える際に「むら(共同関係)」の林野を小学校の校舎建築や財政補助のために特別に確保した森林が「学校林」です。その後、「学校林」は、戦時期には愛国心昂揚のための造林地として国家に利用され、戦後期には国土復興のための緑化運動の中心になっていきます。 本発表では、「学校林」をめぐる「むら(共同関係)」の軌跡を追いつつ、(1)「地域住民の公共の福祉」に利用される森林「公共林野」の意味、(2)林政 学における歴史的アプローチの意味、について議論できたらと思います。 参考:竹本太郎『学校林の研究』(農山漁村文化協会、2009年)ほか。(http://www.ruralnet.or.jp/n_lib/book/wadai/2009/03wadai0908-1.html ;本書のもとになった論文がダウンロード可能だそうです。)