環境史研究会 第7回ワークショップのご案内

みなさま 環境史研究会の案内です。竹本さんからの案内を掲載します。 環境史研究会メンバー各位 竹本です。 すっかり涼しくなって、東大本郷のイチョウも色づき始めました。みなさまいかがお過ごしでしょうか。 第7回環境史研究会ワークショップのお知らせです。今回は、主に森林をテーマに3人の方に報告をお願いします。 「日本前近代の森林資源開発と日本人の自然観」について脇野博さんが、「巨樹・巨木からみた薪炭業の生物多様性へのインパクト」について谷口忠義さんが、「ドイツ各邦の森林法と1942年の帝国森林法案」について石井寛さんが発表されます。奮ってご参加ください。ワークショップの後には忘年会(懇親会)も予定しております。あわせて参加いただければ幸いです。 【日 時】 2011年12月17日(土)13時〜18時 *開始時間がいつもより1時間早くなっています。お気をつけください。 【場 所】 東京大学農学部1号館 3F農経会議室 *前回(第6回ワークショップ)と同じ場所です。 【発表題目と概要】 脇野 博(秋田工業高等専門学校人文科学系)「日本前近代の森林資源開発と日本人の自然観」 中谷巌氏は、脱原発は「自然は征服すべきものというベーコンやデカルトに始まる西洋近代思想を乗り越え、『自然を慈しみ、畏れ、生きとし生けるものと謙虚に向き合う』という、日本人が古来持っていた素晴らしい自然観を世界に発信する絶好の機会になるのではないだろうか。」(2011年6月14日 産経新聞「正論」) と述べられたが、はたして日本人は古来から本当に中谷氏が言うように自然と接してきたのであろうか。笠谷和比古氏は、上記のような自然を大切にするという日本人の自然観に対してすでに疑義を呈しておられ、私もこれまで日本の林政・林業史研究に取り組むなかで、疑問を持つようになった。そこで、日本近世の林政・林業に関わるいくつかの事例を通じて、前近代日本人の自然観の再検討に向けて問題提起をしたい。 谷口忠義(新潟青陵大学短期大学部)「巨樹・巨木からみた薪炭業の生物多様性へのインパクト」 日本には数百年あるいは千年以上の時を落雷や病虫害・獣害を乗り越え,同時に人間による伐採を免れてきた歴史的な遺産である巨樹・巨木が存在する。現在68,000本ほど存在するそれらの巨樹・巨木のうち薪炭適合樹種は約1割強である。なぜそれらは伐採を免れてきたのか。経済的なインセンティブからその理由を考えてみた。薪炭用の樹種は,木材固有の性質や運送上の技術,輸送コストといった要因と,需要の有無と規模により,そのまま放置され巨木に向かうか,薪炭として利用されるかが分かれた。炭生産では大木よりも炭木をそのまま焼くことを経済的に選好しており,百年以上の大木は後回しにし,同じ樹種であれば細い木から伐採することになる。そうした選好が生まれる理由は,大木から焼いた炭は爆跳するなど家庭での使用時に不都合な炭だからである。また,生産サイド(費用)面からいえば,窯詰用の伐採に手間が余計にかかるからであった。薪生産では木炭とは逆となっていた。 石井 寛(元北海道大学)「ドイツ各邦の森林法と1942年の帝国森林法案」 森林の維持と保全,森林の持続的管理を課題とする森林政策は森林法を根拠法としている。各国の森林政策の歴史と展開過程を見る場合,どのような森林法が制定されているのか,その特徴がどのようなものかを把握することは必須の作業である。私は今回の報告でドイツの森林法を取り上げたい。ドイツの近代の森林法はフランス革命の影響を受けて,1811年にヘッセン,1833年にバーデン,1852年にバイエルン,1875年と1879年にヴェルテンベルクで制定されている。その内容は州有林と公有林の森林官による国家管理,私有林に対する営林監督であった。帝国レベルの森林法を制定しようとする試みは1919年以降,あったもののプロイセンやバイエルンの反対で具体化されなかった。その試みが具体化したのはナチス期であった。林政学者のEbertsやAbetzの努力によって1942年に帝国森林法案が作成されている。同法案は議決されなかったが,その林政思想は第2次大戦後の1950年のラインラント・ファルツ州や1954年のヘッセン州の森林法に影響を与えるとともに,1975年に制定された連邦森林法にも引き継がれている。本報告では19世紀の各邦の森林法について説明するとともに,1942年帝国森林法案の内容を明らかにして,戦後への影響について説明したい。

環境経済・政策学会での企画セッションのご案内

みなさま 環境史研究会の喜多川 進さんから学会の案内がありましたので転載します。(村山) 環境経済・政策学会(於長崎大学) 2011年9月24日午前 企画セッション 企画セッションタイトル  環境政策史 サブタイトル  環境政策のパラダイム転換 オーガナイザー:喜多川 進 (山梨大学) 1.企画内容/ ABSTRACT 本セッションは、環境政策における転換点を歴史的視点から明らかにするものである。環境政策の転換点としては草創期の1970年代及び地球環境問題が政治課題化した1990年代が言及されることが多いが、本セッションでは、これまでの環境政策研究では注目されてこなかった1930年代、1950年代、1980年代における環境政策及び環境政策上の理念の萌芽・発展・変容を明らかにする。そして、歴史的考察を通じて新しい環境政策理解に迫る。 本企画セッションの意義は、このような環境政策の歴史的展開の解明のみならず、環境政策研究に関する新しい学際的取り組みを進めることにもある。この20年ないし30年程の間に経済学、法学、社会学、環境史、科学史などの分野での環境政策に関わる研究は大きく発展する一方で、分野間の相互交流はほとんどみられなくなった。すなわち、各分野の発展は、分野間の隔たりを大きくするものでもあった。そのような状況のなかで、本企画セッションは、環境政策に関わる諸分野を歴史的アプローチによって架橋しようとするものである。それゆえ、報告者及び討論者として、これまでほとんど学問的交流のなかった西洋史、環境史、環境法、技術史、環境経済学、政治社会学分野の研究者が一同に会し、歴史的視点をキーワードに環境政策に関する新しい学際的考察をおこなう。これは、環境政策の研究史において国際的にみても前例のない取り組みである。 対象とする事例、時期、国は異なるが、環境政策を歴史的に研究するという視点は、各報告に一貫している。この環境政策研究における歴史的視点の意味については、報告後の総合討論で議論を深める。 各報告の概要は、下記の通りである。 2.セッション構成 座長:及川敬貴 1930年代:保全思想・行政の源流 報告1タイトル/ 「イギリス帝国の土壌浸食をめぐる議論」 水野祥子 九州産業大学 (西洋史・帝国史) 1930年代イギリス帝国の科学者/官僚の間では、土壌浸食が深刻な問題として浮上していた。本報告では、かれらの土壌保全をめぐる議論を分析し、保全思想の枠組みを明らかにするとともに、土壌保全が植民地政策のなかでいかに位置づけられたのかを問う。その際、ダスト・ボウルを経験したアメリカが及ぼした影響についても考察する。 報告2タイトル/ 「環境行政組織成立試論序説―フーバーの革新、ルーズベルトの革命」 及川敬貴 横浜国立大学 (環境法) アメリカの連邦政府では、1970年以来、設置レベルの異なる二つの中央行政機関の連携によって環境行政を推進するという体制が維持されている。しかし、かかる体制の基本形が政治の表舞台に登場し、部分的な制度化をみたのは、1930年代のことであった。それゆえ、ニューディール期の環境行政機構改革に関する考察は、「アメリカの環境行政組織がいかに誕生したのか」という大きな物語を紡ぐに当っての最初の(小さな)一歩となる。 1950年代:新しい政策への胎動期 報告3タイトル/「1950年代における原子力の『平和利用』と放射線防護」 高橋智子 山梨大学 (技術史) 1950年代のアメリカにとって放射能は化学物質汚以上に代表的な汚染物質として知られていた。 その中で原子力の「平和利用」が始まり、はじめて一般住民を対象にした放射線防護が問題にされた。国際放射線防護委員会は今から見ると予防原則に近い「できる限り低く抑える」方針を打ち出し、その考え方は基本的に今日まで維持されている。この時代になぜこうした方針が立てられたのか、議論の経緯を報告する。 報告4タイトル/「主観的公害認定の実態と理論―神奈川県事業場公害防止条例の再評価」 報告者4 野田浩二  (環境経済学) 一般的に革新自治体の登場が地方自治に基づく新しい公害政策をもたらしたといわれるが、1950年代においても公害問題は顕在化しており、地方自治体 (とくに都道府県)は公害問題に直面していた。このときの経験が、その後の制度変革をもたらしとすれば、あるいは1970年代の先進的政策の礎となっていたとすれば、これまでほとんど顧みられていない1950年代から1960年代の都道府県による公害対策に光を当てる必要がでる。本研究では、神奈川県を事例に、事業場公害防止条例下の公害ガバナンスの実態を、行政公文書等から明らかにする。 1980年代:The Brown to the Green?(茶色の頭の政治家の緑色?への転換) 報告5タイトル/ 「1980年代の日本における気候変動政策の展開と環境政治」 佐藤圭一 一橋大学 (政治社会学) 1980年 代後半から主要な政治的争点の一つになった地球環境問題は、それまでの環境政治のあり方を大きく変えるものとなった。「建設族」の一人と考えられていた竹下登が環境族を率いるようになったことは、象徴的な変化と言える。こうした「茶色」の頭の人びとの「緑色(?)」の頭への変化は、環境政治にどのような意味をもったのだろうか。ここでは、地球環境問題のうち、とりわけ大きな影響力を持った気候変動問題を中心に報告する。 報告6タイトル/ 「『環境先進国ドイツ』への転換―コール政権における環境政策の展開」 喜多川進… Continue reading 環境経済・政策学会での企画セッションのご案内

環境史研究会 第7回ワークショップのご案内

竹本さんからの案内を、ご存知ない方のために、東アジア環境史協会が本年度10月に主催するEAEH2011に関して、若干の補足を加えて掲載します。(村山) 環境史研究会のみなさま 竹本です。いつもお世話になっております。8月に一度涼しくなっただけに、ここ数日の残暑は身体にこたえますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 次回の第7回ワークショップは台湾のEAEH2011の後になります。EAEH2011は東アジア環境史協会が主催する第1回の国際学会です。 [日程] 12/17(土) [報告] 脇野博さん(秋田工業高等専門学校) 谷口忠義さん(新潟青陵大学短期大学部) [場所] 東京大学農学部1号館農経会議室 まだちょっと先のことですが、ぜひ参加いただけますようによろしくお願いします。

環境史研究会 第6回ワークショップのご案内

竹本さんからの案内を掲載します。(村山) 環境史研究会メンバー各位 竹本です。 厳しい日差しが降り注ぎ、梅雨の季節がはやくも終わりを迎えそうです。 みなさまいかがお過ごしでしょうか。 第6回環境史研究会ワークショップのお知らせです。 今回は、「オアシスの水が涸れる日」について中尾正義さんが、「1940年代以降の華北農村における土資源利用の変化」について栗山知之さんが発表されます。奮ってご参加ください。ワークショップの後には暑気払い(懇親会)も予定しております。あわせて参加いただければ幸いです。 【日 時】 2011年7月23日(土)14時~18時 【場 所】 東京大学農学部1号館 3F農経会議室 *前回(第5回ワークショップ)と同じ場所です。 【報告者・題目と概要】 中尾正義(人間文化研究機構)「オアシスの水が涸れる日」 ユーラシア大陸の中央部は、かつては歴史の表舞台であった。名だたる遊牧帝国が交錯し、農業を主とする中華帝国と抗争や融和を繰り返してきた広大な乾燥地域である。わずかの降水しかない同地域では、氷河や多量の降水がある山岳地からの河川水や地下水が最も得やすいオアシスに多くの人々が住み着いてきた。オアシスの水にも、気候変動や人の営みに起因する栄枯盛衰がある。オアシスの水が涸れた昔とオアシスの水が涸れつつある今を語る。 栗山知之(慶應義塾大学文学研究科)「1940年代以降の華北農村における土資源利用の変化―渭河平原・祝家荘を事例として―」 中国における農村景観の歴史は、これまで主に農業史研究の生業論で扱われ、耕地分布・宅地の変化に関する地理学的研究も散見される。しかし、華北畑作地帯を取り上げた事例は見受けられず、近現代の社会変化が個人・集団に与えた影響を村落スケールで分析した事例も極めて少ない。乾燥地に即した生活様式が育まれ、土資源が建材の製造や人間・家畜の糞尿処理に用いられた後、肥料として耕地に施用されてきた華北農村。そこでは頻繁に採土活動が繰り返されるなか、宅地周囲に窪地が拡大してきた。こうした窪地は、住民達が大地に刻んだ歴史資料(土資源利用の履歴を示すもの)にほかならない。本発表では、「土壕」と呼ばれるとりわけ大規模な窪地が宅地を取り囲む渭河平原、陝西省宝鶏市岐山県祝家荘鎮小強村祝西組・祝南組・高家組・王家組で構成される村落で調査を実施、1940年代以降の同村落における土資源利用の変化を明らかにする。

環境史研究会第5回ワークショップのご案内

5月14日に予定している第5回ワークショップについて、井黒さんの発表内容に変更がありましたので、お知らせいたします。それ以外の変更はありません。奮ってご参加ください。どうぞよろしくお願いします。 【日 時】 2011年5月14日(土)14時から 【場 所】 東京大学農学部1号館 3F農経会議室 *前回(第4回ワークショップ)と場所が異なりますのでご注意ください。 1号館3階で、第3回ワークショップのときに使用した部屋です。 以下、変更後の内容です。 ************************************** 【発表題目と概要】 ◎「消えゆく水と現れでる碑(いしぶみ)―歴史的水利用方式にみる環境と社会―」 井黒 忍  (早稲田大学高等研究所・助教) 「水の世紀」とも称される21世紀、沙漠化の拡大や水資源の偏在、水質の悪化など水をめぐる諸種の環境問題が人類の生存を脅かす主要因となりつつある。人間活動が自然環境に負荷を与え、そのリアクションとして環境問題が生じるという意味において、環境問題は人類自身の内面的問題でもある。したがって、問題解決のためには工学的な是正策が追求されることはもとより、人類自身のこれまでの歩み―歴史の中から問題点を抽出し、解決への糸口を探り出す努力が必要となる。そこで注目すべきは、年間降水量500mm以下の乾燥・半乾燥地域における水資源利用に関する歴史的経験である。水資源の有無が食糧生産および生命維持に対するリミティングファクターとなる同地域において、限りある水資源をいかに利用・分配し人類は生き続けてきたのか。水利用に関わる様々な碑刻資料の分析を通して、水利用方式や水利権の形態を考察し、歴史的経験の中で培われた持続可能な水利用のあり方を明らかにする。 ◎「環境史研究の射程」                環境史研究会 発起人 環境史研究会の今後を考えるラウンドテーブル

環境史研究会第5回ワークショップ開催のご案内(村山)

環境史研究会第5回ワークショップは、5月14日に開催します。内容等は、3月14日に開催を予定していたものと同じです。東北関東大震災の影響は想像を絶するものであり、復興への道筋はまだまだ遠いと思われますが、環境史研究会としてもできることを考えていきたいと思いますし、また実行できることは早急に着手したいと思います。 取り急ぎ、ご連絡致します。

第5回環境史研究会ワークショップについて(村山)

環境史研究会のみなさま 想像を絶する甚大な被害をもたらした東北関東大震災ですが、みなさまのご無事を切に願っております。環境史研究に携わる者として深い悲しみを覚えると同時に、環境史研究会の役割や意義についてもさらに考えさせられているところです。 明日14日に第5回環境史研究会ワークショップの開催を予定しておりましたが、すでにメイリングリストに登録されている方々には連絡させて頂きましたように、ワークショップとしては延期をすることにしました。ただ、急な中止の連絡のこともあり、集まれるメンバーで今後についての話し合いを午後1時過ぎから行うことにしました。 被災地におけるできるだけ迅速な復旧を望むと共に、今自分ができること、そして改めて環境史研究の役割や意義について考えてみたいと思います。 2011年3月13日村山記

第5回環境史研究会ワークショップのご案内

第5回環境史研究会ワークショップのお知らせです。今回は「18世紀河西地域の水利開発に見る塩害と沙漠化対策」について井黒忍さんが発表されます。また発表者は一人に絞り、余った時間で、「環境史研究の射程」と題して、環境史研究会の今後を考えるラウンドテーブルを開催するということになりました。みなさまの貴重なご意見をいただきたく、ぜひ奮ってご参加ください。 【日 時】 2011年3月14日(月)14時から 【場 所】 東京大学農学部1号館 3F農経会議室 *前回(第4回ワークショップ)と場所が異なりますのでご注意ください。1号館3階で、第3回ワークショップのときに使用した部屋です。 【発表題目と概要】 「18世紀河西地域の水利開発に見る塩害と沙漠化対策」 井黒 忍  (早稲田大学高等研究所) 河西回廊の名で知られる中国甘粛省西部は、年平均降水量100mm以下の乾燥地に当たり、古来より祁連山に源を発する内陸河川を利用した灌漑農業が行われてきた。但し、オアシスを一歩離れると、塩類集積が発生し風沙が堆積する荒漠地が拡がるという景観が存在した。18世紀における新たな耕地開発の背景には、清朝による新疆制圧という国家政策が存在した。政治的使命としての耕地拡大の要求は、それまで耕作不可能な土地として抛棄されてきたオアシス周縁地にまでその触手を伸ばし、灌漑水路の整備を通して新たな耕作地の開発が進展する。灌漑水路の開削と整備という方法を通して、塩類集積と風沙堆積に対する総合的な取り組みがなされ、塩害地の耕地化が実現されたが、排水施設の欠如と政策の転換による屯田地の放棄により、沙漠化に一層の拍車がかかることとなる。 「環境史研究の射程」                環境史研究会 発起人 環境史研究会の今後を考えるラウンドテーブル

国際研究支援センター研究会シリーズ 第3回

国際研究支援センター研究会シリーズ 第3回   ネパールが抱える課題に挑戦してみませんか ―気候変動にかかわる諸問題と香川大学との共同研究への期待-   香川大学インターナショナルオフィス国際研究支援センターでは、香川大学における国際的な研究活動の推進のため、研究会シリーズを開催しています。 今回は、ヒマラヤ山脈に位置するネパール連邦民主共和国で土砂災害防止に関する研究を続けている長谷川修一氏(本学工学部教授)とランジャン・クマール・ダハル氏(トリブバン大学講師)による報告です。ネパールでは近年、洪水や土砂崩れといった災害が続き、人命や農作物に対する被害が相次いでいます。災害防止には土木技術、公衆衛生、農業と農村支援、環境保全、法整備といった様々な分野を含む包括的な防災対策が不可欠です。日本・ネパール間では昨年クールアース・パートナーシップが結ばれ、気候変動対策支援が開始されました。こうした流れの中で香川大学では先月、ネパール唯一の国立大学、トリブバン大学と学術交流協定を締結し、工学部を中心とした共同研究を進めています。 本研究会ではネパールの抱える課題や同国と香川大学との関係の概観し、今後いかなる交流や研究協力が可能かを探ります(報告要旨もご覧ください)。オープンな研究会ですので、皆様お気軽にお越しください。                   記   日時:2月2日(水)14:40~16:10   場所:工学部キャンパス 本館1階 会議室         ※他のキャンパスはテレビ会議システムを使って開催予定 幸町キャンパス              遠隔教育調査研究室(教育学部2号館2階) 医学部キャンパス            旧学長室 農学部キャンパス            BW106   プログラム   14:40 開会の挨拶(国際研究支援センター センター長 村山聡) 14:45 ネパールならびにダハル氏の紹介 (工学部 教授 長谷川修一) 14:55   報告「ネパールが直面する気候変動にかかわる諸問題と香川大学との共同研究への期待」(トリブバン大学 講師 ランジャン・クマール・ダハル) 15:35 質疑応答 16:10 閉会   ※本研究会は参加無料、事前予約不要です。   問い合わせ先: インターナショナルオフィス 細田 hosoda(あっと)cc.kagawa-u.ac.jp 国際グループ 宮下/野田 kokusait(あっと)jim.ao.kagawa-u.ac.jp

講演会「日本の自然史研究におけるシーボルトの貢献」のご案内(村山)

新年あけましておめでとうございます。 さて早速ですが、香川大学において、1月18日火曜日午後4時20分から午後5時50分にかけて、元熊本大学教授山口隆男先生をお招きして、「日本の自然史研究における シーボルトの貢献」と題した講演会を開催致します。聴講は無料で特に制約などはありませんので、自由にご参加頂ければと思います。講演場所等は以下の通りです。 日 時: 平成23年1月18日(火) 16:20~17:50(5時限目) 場 所: 香川大学教育学部2号館 2F 遠隔教育調査研究室 講 師: 山口 隆男 博士 (元熊本大学教授) なお、この講演会は、香川大学特別奨励研究の助成を受けており、「知の協働を実現するディベロプメント・サイエンスの可能性」というテーマのもと、専門領域を超えた情報交換の場及び知的協同作業を実現するために開催するものです。山口先生は、オランダに40回渡航し、精力的にシーボルトの調査研究を行っておられます。