Dear EAEH 2015 participants, Thank you very much for participating in EAEH 2015, held on October 22-25, 2015 in Takamatsu, Kagawa, Japan. We thank all of our colleagues for their kind cooperation and enthusiasm, without which we surely would not have had such a successful conference. We hope that it was an inspiring and fruitful… Continue reading Thank you from the Local Preparatory Committee (EAEH 2015)
Author: adm
EAEH 2015 (Oct. 22-25.) has closed!
Thank you for the participants. The following message was my welcome address: Welcome from the President of AEAEH Welcome to Takamatsu. On behalf of the local organizing committee, I am pleased to invite participants from around the world to the Third Conference of East Asian Environmental History (EAEH 2015). EAEH originated in 2009, when more… Continue reading EAEH 2015 (Oct. 22-25.) has closed!
第16回環境史研究会ワークショップのご案内(村山)
みなさま 以下、東大の竹本太郎さんの案内を転送します。 環境史研究会メンバー各位 竹本です。初夏になったものの、不安定な天気が続いてます。環境史的にも、ネパールの地震や、箱根山の状況が気になるところですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。 第16回環境史研究会ワークショップを下記の通り東京大学で6月6日に開催いたします。 オハイオ州立大学のブラウン先生には、人為起源の災害に関する報告を、山梨大学の喜多川先生には、最近出版されたご著書『環境政策史論―ドイツ容器包装廃棄物政策の展開』の内容に関する報告をお願いしました。 『環境政策史論―ドイツ容器包装廃棄物政策の展開』については、割引購入ができますので、添付のチラシをどうぞご活用ください。ワークショップの後には懇親会(18時頃~)も予定しております。あわせて参加いただければ幸いです。 【日 時】 2015年6月6日(土)13時~17時 【場 所】 東京大学農学部1号館3階 農経会議室 【題目と概要】 「Anthropogenic Disasters: Secondary Effects of the Built Environment on the Impact of Extreme Natural Events」 Philip C. Brown (オハイオ州立大学) Subjects: 1) Water Control and urban subsidence (Niigata), 2) Water control innovations impacts on existing water control facilities (cases from central Niigata Prefecture), 3) Roads, railroads,… Continue reading 第16回環境史研究会ワークショップのご案内(村山)
第16回環境史研究会ワークショップの予告(村山)
みなさま、先日、香川大学で開催させて頂いた第15回環境史研究会ワークショップでは、素晴らしいご報告と活発なご議論に心より感謝申し上げます。 なお、次回は、6月6日土曜日の午後に、東京大学農学部で開催させて頂きます。今回は、いずれも昨年から今年にかけてご著書を出版されたお二人、来日されているオハイオ州立大学の近世環境史家 Philip C. Brown 氏ならびに山梨大学の喜多川進氏よりご報告を頂く予定です。ふるってご参加ください。
第15回環境史研究会ワークショップのご案内(村山)
環境史研究会からのご案内です。今回の世話役である藤原辰史さんからの案内を転送します。 第15回環境史研究会のご案内をお送り致します。年度スタートのお忙しい時期とは 存じますが、みなさまの参加をお待ちしております。 【日 時】 2015年4月1日(水)9時〜17時 【場 所】 香川大学教育学部2号館2階「遠隔教育調査研究室」 【報告者および演題】 <午前の部(9:00〜11:30)> 「環境史研究におけるナラティブアプローチに関して」 ラウンドテーブル:青木聡子(名古屋大学)・村山 聡(香川大学) <午後の部(14:00〜17:00)>(自由論題報告2本) ★野間万里子(京都大学) 「和牛」成立の史的前提—食の環境史の視点から 要旨: きめ細かな脂肪交雑で、現在世界的にも高い評価を受けている和牛について、その成立過程を環境史の視点から捉えなおす。近代日本では、牛はあくまでも役肉兼用として水田稲作経営の中で飼養されてきた。文明開化以降の牛肉食普及に伴い、牛飼養のあり方も変化を迫られた。また牛飼養の変化は消費をさらに刺激することとなった。消費と生産との相互連関のなかで、牛肥育技術が展開したさまを明らかにする。 ★藤原辰史(京都大学) 毒ガスと農薬—第一次世界大戦の環境史 要旨: 第一次世界大戦は数多くの新兵器を生み出したが、毒ガスは多くの兵士を苦しめ、また殺害した。この毒ガス兵器の戦中の開発のみならず、戦後の平和利用、つまり農薬への転用についても考えてみたい。
第14回環境史研究会ワークショップのご案内(2014年10月18日土曜日)
東大林政の竹本太郎さんからの案内を転送します。(村山) 環境史研究会メンバー各位 竹本です。 あっという間に冬学期が始まってしまいました。 御嶽山の噴火、エボラのアウトブレイク、スーパー台風18号の接近と、 環境史的な関心からも気になることが目白押しですが、 みなさまいかがお過ごしでしょうか。 第14回環境史研究会ワークショップの報告概要が届きましたので、お知らせします。 どちらの報告も大変興味深く、10月18日がいまから楽しみです。 ワークショップの後には懇親会も予定しております。 あわせて参加いただければ幸いです。 【日 時】 2014年10月18日(土)13時~17時 【場 所】 東京大学農学部キャンパス内向ヶ丘ファカルティーハウス2Fセミナー室(動物医療センターの近くです。詳細は下記URLをご覧ください) http://www.mukougaoka-facultyhouse.jp/access.php ※当日は大学のホームカミングデー行事のため、いつもと会場が違います。お気を付け下さい。 【題目と概要】 「砥川流域協議会における住民合意形成の背景としての流域とのかかわり史――恩恵と災害リスクを軸に」 保屋野初子 下諏訪町の大半を占める砥川流域では、上流部での県営ダム計画をめぐる反対運動に端を発する地域内の対立、県政レベルの紛争がほぼ10年間続き、2003年にダムに拠らない河川整備計画原案を話し合う砥川流域協議会が設置され、合意形成が図られた。本研究では、流域住民を主体とする形で設計された協議会において住民同士が対立点を乗り越え合意に到達していった過程を、議事録に基づき詳細に分析した。分析にあたり、砥川流域における地形・生態系と地域住民とのかかわりを藩政時代に遡って原型を設定し、現在に至る変遷を検討した。原型は、入会による資源確保、上流を原因とする土砂水災害に着目し、人々が恩恵を求めて上流域にかかわる方向と、それによって下流域方向に潜在的に増大する災害リスク、という動的な関係性が均衡する状態とした。恩恵/災害リスクという軸の設定は、住民にとっての流域が相反する要素が切り離せない全体的存在であることを捉えるためでもある。この軸を以て流域協議会の議論を分析したところ、流域の場所ごとに住民が互いの間で恩恵とリスクを再配分していること、上流と下流の間で恩恵と災害リスクの配置換えを試みるなかで流域意識を共有していったことがわかり、そのプロセスそのものが合意形成のダイナミズムとして捉えることができた。流域意識の共有が可能となった要件の一つに、この流域で繰り返される御柱祭という恩恵の存在もある。本研究は、流域の改変や維持管理には、恩恵と災害リスクを過去から将来にわたって享け続ける当事者である住民を主体に据えた合意形成が必要であることを明らかにした。 (参照)『流域管理の環境社会学 ―下諏訪ダム計画と住民合意形成―』https://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/3/0255700.html 「裁判史料よりみた、清代中国における山の利用と管理」 相原佳之 本報告では、清代中国(1636~1912年)における自然資源の利用や管理のあり方を、同時代の裁判史料より考察する。 清代の裁判は、最下級の官庁で受理された後、案件の軽重など必要に応じて上級官庁に上申され、覆審を経て最終的な刑が決定された。死刑相当の案件については皇帝まで文書が進呈され、刑が確定した。この進呈された文書は刑科題本と呼ばれる。刑科題本には事件のいきさつや関係者の供述が記録され、そこに含まれる情報は当時の家族関係や経済活動などさまざまな社会生活に接近するための材料としても研究者に利用されてきた。 報告では、刑科題本から山地や樹木など自然資源の所有・利用・管理に関わる事例を取り上げて考察する。なかでも、資源をめぐる共有や共同のあり方について、コモンズの議論等も参照しながら整理することで、他の地域・他の時代との比較に向けた議論の素材としたい。 ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: 以上、よろしくお願いします。 — 个个个个个个个个个个个个个 竹本太郎@東大林政 03-5841-5213 (内線25213) — 第3回東アジア環境史会議「EAEH2015」は2015年10月22~25日に香川で開催されます。 Beyond borders. Oceans, mountains, and rivers in East Asia.
第13回環境史研究会ワークショップのご案内(村山)
京都大学人文科学研究所の藤原辰史さんからの案内を転載します。 環境史研究会のみなさま お世話になっております。 さて、7月の研究会のご案内です。蒸し暑さまっさかりの京都ですが、ぜひご参集ください。暑気払いも兼ねた懇親会も企画しております。 記 日時:2014年7月19日(土)13:00ー18:00 場所:京都大学人文科学研究所3Fセミナー室4 http://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/access/access.htm 発表: 都留俊太郎「林本源製糖のサトウキビ作経営と二林蔗農事件」(仮) 小川道大「19世紀前半のインド西部の植民地化に伴う社会経済変化 ‐軍馬の飼育と土地利用に注目して‐」 Anne McDonald「日本の海から考える環境史」 *********************** 606-8501 京都市左京区吉田本町 京都大学人文科学研究所 藤原 辰史 電話/FAX:075-753-6922 email:fujihara@zinbun.kyoto-u.ac.jp ***********************
EAEH 2015 Leaflet 第1弾
第13回環境史研究会ワークショップは7月19日土曜日に開催します(村山)
また詳細は改めてご連絡致しますが、第13回環境史研究会ワークショップは、7月19日土曜日に、京都大学人文科学研究所で開催する予定です。
第12回環境史研究会ワークショップは盛況に終了しました(村山)
竹本さんからの案内を再録しておきます。 環境史研究会メンバー各位 竹本です。 あっという間に2月になってしまいました。今日の東京は、小雪混じりの天気です。みなさまいかがお過ごしでしょうか。 第12回環境史研究会ワークショップの報告概要が出揃いました。どの報告も興味深く、3月8日がいまから楽しみです。 ワークショップの後には懇親会も予定しております。あわせて参加いただければ幸いです。 【日 時】 2014年3月8日(土)13時~18時 【場 所】 東京大学農学部1号館 3F農経会議室 【発表題目と概要】 「会計簿が語るアルプス環境史―研究の展望」 渡邉裕一 会計簿は環境史研究の主要史料となり得るだろうか? 本報告では、報告者が博士論文の執筆過程で新たに発掘したアウクスブルク市立文書館所蔵の「森林書記の会計簿」(1563年~1607年)を取り上げ、この問いへの接近を試みる。博士論文では、この会計簿の分析を通じ、木材不足に直面した都市アウクスブルクの市参事会が、いかに16世紀後半の「エネルギー危機」を乗り切ろうとしたのかを明らかにした。しかし、森林書記会計簿の史料価値はそれに留まらない。報告者は今後さらに、アルプス山脈・レヒ川流域における地域社会と自然環境との複雑な相互関係を「危機の克服」という分析視角から多角的に考察していく予定だが、本報告では、そのための主要史料となる会計簿の潜在可能性について論じる。日本史やアジア史の専門家、また歴史学以外の研究者からも多くの御意見を頂戴したい。 「明治前期、中国山地農村における地主小作関係の再検討―広島県比婆郡奥門田村を事例に―」 平下義記 本報告の目的は、広島県比婆郡奥門田村(現庄原市高野町大字奥門田)を拠点とする在村地主栗本家の所蔵文書の分析を通じて、近代日本における地主小作関係の特質を、具体的ケーススタディーの中から再検討するところにある。この栗本家文書には、小作人別・耕地別の小作料納入状況を記録した「小作料領収帳」、耕地1枚ごとの収穫量を記録した「収穫見積帳」が、明治初年から20年代にかけて伝来している。また、村内の農家構成を復元できる「戸籍帳」や、各農家の土地所有のあり方の変化が判明する史料も存在する。これらの史料群を統合的に分析することにより、従来の研究では必ずしも明らかになってこなかった問題を浮き彫りにすることが可能となってこよう。本報告の具体的作業は、小作契約の継承者/非継承者を判定し、そこでの分岐と、その小作人の属性(経済状況、土地所有の有無)、小作料納入率との関係の分析を行うことである。それを踏まえ、上述の課題にアプローチしていきたい。 「近世における山村の食糧確保」 栗原健一 近世社会は、度々飢饉に見舞われ、食糧問題が大きな課題であった時代である。人々はさまざまな飢饉対策をとっていたが、本報告では、その中でも近世後期の備荒貯蓄について検討する。事例として、秋田藩の山村である出羽国秋田郡小猿部七日市村(現、秋田県北秋田市)を中心とした親郷・枝郷の村々を取り上げる。「郷備米」や「五升備米」という在村貯蓄(備荒貯蓄)の実態と歴史的変遷を追い、その関係性を明らかにした。具体的には、まず文政期の「郷備米」とそれをめぐる小百姓騒動を検討し、次に天保期からの「五升備米」の形成と貯蔵を分析し、続いて幕末期の「郷備米」の展開を追った。最後に、当該地域の備荒貯蓄の特徴を指摘した。 :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::