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[2/6開催]GCS40 降水量の水文気候学的再現:ローカルな歴史分析をめざして

私たち人類の歴史は、常に気候変動や水環境の変動と密接に関わっており、水文気候環境の理解は地域の歴史研究にとって非常に重要なことです。しかし、古い時代に関しては近代的測器による水文気候データが残っておらず、どのように当時の気候を調査するかが長年の課題でした。ところが、現代では最新技術を活用することにより、さまざまな要素から当時の水文気候環境とその変動をある程度推測することが可能になりました。今回のGCS40では、2本の講演をもとに、過去気候の再現を目指した気候モデルやより近い過去の気候データの精緻化を通じて、水文気候学的研究をローカルな歴史分析に応用する方法を探ります。 日時 14:40-17:00 場所 ICEDSルーム(遠隔教育調査研究室)/香川大学幸町北2号館2F 講演 14:40-14:55はじめに(村山聡:香川大学ICEDS) 14:55-15:40寺尾徹:香川大学教育学部ローカルな歴史分析のための気候データセットの活用(仮) 15:40-15:45 休憩 15:45-16:30石塚正秀:香川大学創造工学部由良川下流域の河川流出解析に向けた過去降水量データの検討(仮) 16:30-17:00自由討議 リーフレット
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「SDGsを学問する」講演会

趣旨と概要 現在、世界規模で SDGs をキーワードとした活動が大々的に展開されています。人間社会と自然環境の持続可能性に危険信号がともっている現実に対して、国連という場で課題が共有されたことは大きな意義を持ちます。一方、SDGs については、私たちが前提とする〈ものの見方〉を再検討することなしに、小手先のアクションで「やった気になる」活動のあり方に対して、批判も出されています。では、既存の〈ものの見方〉を改めて検討し、そして行動するには何が必要なのでしょうか。今回の講演会では、〈食〉と〈農〉を主題に、自然界と人間界との関係を独自の視点から考察する気鋭の歴史学者、藤原辰史氏をお呼びし、植物栄養学を専門とする本学教授の野村美加氏とともに、私たちに必要な知の構えと活動のあり方を探ります。 日時 2022年11月17日 16:20-17:50 場所 香川大学幸町北3号館1階・314 講義室および zoom の併用 講師 藤原辰史(京都大学人文科学研究所准教授)、野村美加(香川大学農学部教授) 主催 香川大学 SDGs 教育プロジェクト
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GCS34 旧加佐郡大江町の水環境: 郡村誌研究と気象データ分析の結合をめざして

Time and Date 10:00-12:20 Venue 香川大学 ICEDS Project Room Lecture 村山 聡(香川大学): 大江町の河川と溝:郡村誌から抽出できる水供給システム 寺尾 徹(香川大学): 気候データで由良川流域(舞鶴・福知山)はどう見えるか? Brochure
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