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GCS9 熱ストレスの評価指標の気象学的検討
Time and Date 2015年7月15日(水) 16:20-17:50 Venue Kagawa University ICEDS Project Room Guest 大橋唯太氏(岡山理科大学・気象学) Purpose 人が暑さを感じる際には、気温だけでなく、日射、湿度、風速、赤外放射などが 総合的に影響するものと考えられます。そこで、熱中症の危険を明らかにする必 要がある場合や、生気象の分野などでは、WBGTという指標が考案され、しばしば 利用されています。しかし、この指標の観測には、黒球と呼ばれる特別な測器によって観測する黒球 温度という気象要素を用いる必要があります。そのため、この特別な測器がない と指標の測定ができません。そのため、一般的に観測されるその他の気象要素か らWBGTを推定することにより、これを代替指標とすることも試みられてきていま す。ある種の指標は、WBGTとかなり相関の高いものとなりうることもわかってき ました。ところが一方で、こうして推定される代替指標や、WBGTそれ自身そもそもが果た して例えば熱中症のリスクを正当に示しているのかどうか、にも疑問が投げかけ られています。気象学の立場からは必ずしもWBGTについて十分には検討されてこなかったことも あり、この分野にはまだやるべきことがいろいろあります。更に、局地的な気象と歴史や生活条件、健康、農業への影響といったことを検討 する際に適した指標とはどういうものか、検討します。
地震・津波を知り 南海トラフ巨大地震に備える ―そのとき高松に何が起こるか
趣旨と概要 東日本大震災から4年を迎えます。 風光明媚な恵みの海、瀬戸内海に面した高松市も、予測される南海トラフ巨大地震に伴い、激震、液状化、津波による甚大な被害を受ける危険性があります。瀬戸内海からの恵みを受けて発展してきた地域だからこそ、「その時」の瀬戸内海の変貌から命を守る方法を学ぶ必要があります。 石巻から堀込智之先生(工学博士・元宮城県立石巻工業高等学校教頭)、高知から岡村眞先生(高知大学総合研究センター教授)をお迎えし、東日本大震災の経験と教訓、南海トラフ巨大地震が高松にもたらす危険、そして高松市民はどう備えるべきかご講演いただきます。堀込先生による地形再現型津波発生装置による実験は、先生の最新の成果の本邦初公開の場となります。 東北を旅した学生たちによる、復興に取り組む東北からのメッセージもご紹介します。 日時 2015年3月25日(土) 15:00-18:00 場所 高松市二番丁コミュニティーセンター 香川大学博物館第37回ミュージアム・レクチャー 第8回ジオコミュニケーション・セミナー プログラム 15:00 開会のあいさつ:二番丁コミュニティー協議会/香川大学博物館 15:10 東北を訪問して ―私たちが伝えたいこと―中村芽子氏,三宅彩加 氏(香川大学教育学部人間発達課程3年) 15:30 講演「南海トラフ巨大地震 高松で何が起こるか」岡村 眞 氏(高知大学総合研究センター 教授) 13:50 「地形によって変化した大津波と水の動き―津波実験と石巻地方の現地調査を通して―」堀込智之 氏(元宮城県立石巻工業高等学校 教頭) 主催 香川大学博物館…
GCS8 地震・津波を知り 南海トラフ巨大地震に備えるーそのとき高松に何が起こるか
趣旨と概要 東日本大震災から4年を迎えます。 風光明媚な恵みの海、瀬戸内海に面した高松市も、予測される南海トラフ巨大地震に伴い、激震、液状化、津波による甚大な被害を受ける危険性があります。瀬戸内海からの恵みを受けて発展してきた地域だからこそ、「その時」の瀬戸内海の変貌から命を守る方法を学ぶ必要があります。 石巻から堀込智之先生(工学博士・元宮城県立石巻工業高等学校教頭)、高知から岡村眞先生(高知大学総合研究センター教授)をお迎えし、東日本大震災の経験と教訓、南海トラフ巨大地震が高松にもたらす危険、そして高松市民はどう備えるべきかご講演いただきます。堀込先生による地形再現型津波発生装置による実験は、先生の最新の成果の本邦初公開の場となります。 東北を旅した学生たちによる、復興に取り組む東北からのメッセージもご紹介します。 日時 2015年3月25日(土) 15:00-18:00 場所 高松市二番丁コミュニティーセンター 香川大学博物館第37回ミュージアム・レクチャー 第8回ジオコミュニケーション・セミナー プログラム 15:00 開会のあいさつ:二番丁コミュニティー協議会/香川大学博物館 15:10 東北を訪問して ―私たちが伝えたいこと―中村芽子氏,三宅彩加 氏(香川大学教育学部人間発達課程3年) 15:30 講演「南海トラフ巨大地震 高松で何が起こるか」岡村 眞 氏(高知大学総合研究センター 教授) 13:50 「地形によって変化した大津波と水の動き―津波実験と石巻地方の現地調査を通して―」堀込智之 氏(元宮城県立石巻工業高等学校 教頭) 主催 香川大学博物館…
SATOUMI 2015 水研究シンポジウム―里海としての瀬戸内海のこれまでとこれから
趣旨 香川大学・地球ディベロプメントサイエンス国際コンソーシアム(= ICEDS、アイセッズ)は、「あらゆる年齢階層がより良く生きることのできる地域環境・価値共創」をめざしています。より良き将来のためには、地域環境に関する緻密で正確な情報を獲得・共有し、一人一人の行動や政策に反映させることが大切です。歴史に蓄積された伝統知・技術とIPCC(気候変動に関する政府間パネル)に代表されるような近現代特有の微細に専門分化されたアカデミズムとは、「里海」をめぐって、いかに融合されうるのか。 今回のシンポジウムでは、瀬戸内海の環境地誌編纂に取り組む村山氏、科学知と伝統知に関する中村氏の報告のあと、伝統知・技術と科学的知識の融合により里海復活に成功した岡山県日生の事例について田中氏から基調講演をいただく。さらに、日生を取材されてきた伊藤氏に映像を交えながら記者の視点から説明をいただく。その後、報告者全員で里海としての瀬戸内海の今後のあり方についてパネルディスカッションを行う。 日時 2015年3月21日(土) 13:00-16:00 場所 香川大学研究交流棟5F 研究者交流スペース プログラム 司会 原 直行 氏(香川大学経済学部) 13:00 開会のあいさつ:寺尾 徹 氏(香川大学アイセッズ) 13:10 「里海の環境地誌をいかに作成するか―近世と前近代のはざまから―」村山 聡 氏(香川大学アイセッズ) 13:30 「IPCCと科学知・伝統知」中村博子 氏(香川大学アイセッズ) 13:50 「アマモとカキの里海―岡山県日生の事例―」田中丈裕 氏(NPO法人 里海づくり研究会議) 休憩 14:50 「里海としての瀬戸内海」伊藤加奈子…
GCS7 “Water Project” by Kagawa University
Time and Date 2015年2月17日(火)-2015年2月18日(水) Venue Kagawa University ICEDS Room Program 2月17日(火) 13:00-19:00 個別講演と総合討論 第一部:水循環 第二部:感染症 第三部:モデリング 2月18日(水) 9:00-17:00 香川大学水Projectとアクションリサーチ
市民講演会「水危機克服へ 讃岐からの国際協力」
国際シンポジウム「アジア太平洋地域の水危機に立ち向かう」関連企画 讃岐の地の知を世界へ! 香川大学水プロジェクトの新たな挑戦 日程 13:30 開会挨拶 板野俊文 (香川大学副学長) 13:35 基調講演「気候変化とバングラデシュの人々の暮らし」 Sayeedul Islam Khan (NPOグラムバングラ議長) 14:00 基調講演「アジアの水問題とJICAの取り組み」 松本重行 (JICA国際協力専門員) 14:50 さぬき発 実践報告 ①香川県におけるJICA研修「アジア・アフリカ地域 農家組織によるため池を利用した地域の水管理」の取組と成果 中村康明 (香川県農政水産部とり改良課課長補佐) ②香川大学のあたらしい技術 末永慶寛 (香川大学工学部教授) ③オイスカの水協力 萬代保男 (オイスカ四国研修センター所長)…
International Symposium “アジア太平洋域の水危機に立ち向かう”
Time and Date Venue Kagawa University Olive Square/研究交流棟
アジア・太平洋地域の水危機に立ち向かう―香川大学水プロジェクトの新たな挑戦
International Conference on the Water Crisis in the Asia-Pacific Region 讃岐の地の知を世界へ! 香川大学水プロジェクトの新たな挑戦 日程概略 国際シンポジウム「アジア太平町地域の水危機に立ち向かう」 2月10日(火)13:30-16:00 / 香川大学オリーブスクエア 市民講演会「水危機克服へ 讃岐からの国際協力 2月11日(祝)13:30-16:00 / 香川大学オリーブスクエア 国際ワークショップ「アジア太平町地域の水危機に立ち向かう」 2月12日(木)09:30-17:30 / 香川大学研究交流棟 エクスカーション企画 2月10-16日 / 高松・四国・瀬戸内一帯…
GCS6 環境団体訴訟の必要性と意義
Time and Date 2014年11月6日(木) 14:40-16:10 Venue 香川大学 遠隔教育調査研究室 (幸町北キャンパス2号館2階) Guest 小澤久仁男氏 (香川大学・法学部) Purpose わが国における環境行政訴訟(行政と市民の環境問題に関する訴訟)は、原告適格(誰が訴訟を提起することができるのかということ)という訴訟要件によって、その訴訟自体の提起が却下(門前払いを意味しており、訴訟においてシロかクロかを判断してもらえない)されることが多くあります。そのため、行政から開発許可を受けた企業が、そのまま開発を続け、環境問題や自然破壊を起こす可能性があります。そこで、近年、わが国の行政法学においては、この原告適格を拡大するべく、環境保護団体や自然保護団体による訴訟を認めるかどうかが議論されています。本報告においては、このような環境団体訴訟が必要とされる場面、および、これが導入された場合の問題について扱っていきたいと思います。
GCS5 「豊島」への社会学的アプローチとその課題①
Time and Date 2014年3月17日(月) 14:40-16:10 Venue 香川大学 遠隔教育調査研究室 (幸町北キャンパス2号館2階) Guest 藤本延啓氏 (熊本学園大学社会福祉学部福祉環境学科) Purpose 報告者が初めて豊島を訪れてから12年が経過した。しかし、これまで自らの「現場主義」という研究スタンス(研究者としてのキャラクター)に即した社会学的アプローチを模索し続けながらも、 未だ「解」にたどり着けない現実がある。 今回のセミナーでは、報告者のこれまでの豊島研究における模索・迷走・苦悩について語ることを通して、「豊島」へ社会学的に接近することの興味深さと困難さを考察する糸口としたい。 さらに次回では、今回の報告からの展開として「『豊島』への社会学的アプローチとその課題②」と題し、豊島に関連する社会学分野の先行研究をレビューしながら、これまでの豊島研究における課題(欠陥)、および社会学という分野の“学問的”課題(限界)について論じてみたい。