趣旨と概要

東日本大震災から4年を迎えます。

風光明媚な恵みの海、瀬戸内海に面した高松市も、予測される南海トラフ巨大地震に伴い、激震、液状化、津波による甚大な被害を受ける危険性があります。瀬戸内海からの恵みを受けて発展してきた地域だからこそ、「その時」の瀬戸内海の変貌から命を守る方法を学ぶ必要があります。

石巻から堀込智之先生(工学博士・元宮城県立石巻工業高等学校教頭)、高知から岡村眞先生(高知大学総合研究センター教授)をお迎えし、東日本大震災の経験と教訓、南海トラフ巨大地震が高松にもたらす危険、そして高松市民はどう備えるべきかご講演いただきます。堀込先生による地形再現型津波発生装置による実験は、先生の最新の成果の本邦初公開の場となります。

東北を旅した学生たちによる、復興に取り組む東北からのメッセージもご紹介します。

日時

2015年3月25日(土) 15:00-18:00

場所

高松市二番丁コミュニティーセンター

香川大学博物館第37回ミュージアム・レクチャー

第8回ジオコミュニケーション・セミナー


プログラム

15:00

開会のあいさつ:二番丁コミュニティー協議会/香川大学博物館

15:10

東北を訪問して ―私たちが伝えたいこと―
中村芽子氏,三宅彩加 氏(香川大学教育学部人間発達課程3年)

15:30

講演「南海トラフ巨大地震 高松で何が起こるか」
岡村 眞 氏(高知大学総合研究センター 教授)

13:50

「地形によって変化した大津波と水の動き―津波実験と石巻地方の現地調査を通して―」
堀込智之 氏(元宮城県立石巻工業高等学校 教頭)

主催

香川大学博物館

香川大学ジオコミュニケーションプロジェクト

香川大学アイセッズ

後援

香川大学危機管理研究センター

高松市二番丁コミュニティー協議会